オモロ・トリガー

クロノ・トリガーはオモロい。だからオモロ・トリガー

読みたくなるブログ記事は危険だよ

色んなブログを見ていて思うのは、以下のような内容の投稿が多いということだ。

  • ◯◯をするための、△個の方法
  • 仕事ができない奴の口癖トップ◯◯
  • モテない男は□□をする

実際にこういう投稿があったという具体例ではないが、何となくニュアンスで汲み取って貰えるだろうか?

僕が思うに、上記のようなタイトルだったり内容を含む投稿は結構多い。

そして人気があって、そこそこバズッてたりもする。

なぜ人気があるのかというと、こういった投稿は、タイトルやあらすじからして、人間心理というやつを巧妙にくすぐり、読まずにはいられなくするテクニックを駆使しているからだ。

共通するテクニック

読んでみたいと思う、そのような人の心理に働きかけてくる記事は、当然のように人気が出る。

人気が出るから、研究され、やり方や具体的な手法というのもブログ初心者にまでわかるようにある程度シェアされてたりする。

だから、巷に氾濫する一般ブロガーの投稿にも、高度な心理テクニックを用いた記事が数多く存在する。

もちろん、一般ブロガーだけじゃなく、その道のプロやメディアの中からも、読まずにはいられない記事は数多く発信されている。

では一体、そのような記事は、どのような心理をついてくるのか?簡単に言うと、次のように説明することができる。

  • 人は、損をしたくないと強く願う生き物なのだ。

と、いうこと。

投資の世界なんかではわりと一般的であり、乗り越えなきゃならない心理の弱点だ。

儲かる可能性よりも損をするリスクを回避しようとする心理、ということもできる。

例えば次のような場面を想像してみてほしい。

  1. あなたは今、現金100万円を持っている。
  2. あるクイズに正解出来れば、2倍の200万円に増える。
  3. クイズに不正解なら、半分の50万円に減る。
  4. クイズに答えるかどうかは自由である。

このような状況に置かれた場合、多くの人がクイズには答えない、という選択肢を選ぶ。

200万円に増える可能性よりも、今持っている100万円を半分失うことの方が、心理的に重いのだ。

要するに、損をしたくないということ。

これが、儲かる可能性よりも損をするリスクを回避しようとする心理の概要だ。

損得勘定はお金に限らない

上記のことはお金にまつわる話だった。

ところが、ブログを読む読まないに関しては、直接的にお金が絡んでくるわけではない。

それでも同じような心理が働いているというのは、一体どういうことなのか?

それは、人の損得勘定はお金のことだけに限らない、ということだ。

お金以外にどのようなことに関して、人は損得勘定を働かせるのか。それは、情報だ。

情報は、もしそれが素晴らしい情報であれば、それを読むことによって自分が何らかの得をするかもしれない。

これは言い換えると、ある情報を読まないことによって何らかの損をしているかもしれない、ということになる。

ここでいよいよ話がつながってくる。

最初に書いた、巷に多く見られるブログ記事の傾向を思い出してみてほしい。

  • ◯◯をするための、△個の方法
  • 仕事ができない奴の口癖トップ◯◯
  • モテない男は□□をする

こういった類いのブログ記事は、まさに僕たちの心理の弱点をついているではないか。

この情報を読まなければ損をするかもしれない。そうやって、見出しの文章などでさりげなく危機感を煽りながら、巧妙に弱点をついてくる。

  • もしかして、モテない男の言動をやってしまっているのでは?
  • もしかして、仕事が出来ない奴だと思われていないか?
  • もしかして、現状より賢明な生き方を知らないのではないか?

弱点をつかれると脆いもので、心の中はいとも簡単に、損をするリスクという恐怖の心理に侵される。

まとめ

テクニックを駆使した発信者たちは、自分が作ったコンテンツがよりたくさんの人の目にとまるように、あらゆる罠を仕掛けてくる。

最後に、先述したクイズの場面をもう一度想像してみてほしい。

  1. あなたは今、現金100万円を持っている。
  2. あるクイズに正解出来れば、2倍の200万円に増える。
  3. クイズに不正解なら、半分の50万円に減る。
  4. クイズに答えるかどうかは自由である。
  5. その場に居合わせた、顔も名前も知らない男たちがこう言っている。「クイズに正解するための、たったひとつの手段を教えましょう」

こう言われてしまうと、あなたはもう彼らの話を聞きたくて仕方がないないはずだ。

もしかすると、クイズに正解して確実に所持金を2倍に増やす方法があるのかもしれない。

ここでこの人の話を聞かないと、きっと損をするぞ、ってね。